バイク免許の講習の前に


バイクの免許を取得しようとする時に気になるのが、免許の取得ための講習内容だと思います。
バイクの免許は自動車の免許と比べて規定の講習時間が少ないですので、その時間だけを見てみると、自動車の免許よりも比較的安易に取得できるのではないかと思いがちですが、バイクは自動車とは違い、当然ながら屋根もなく、身体全体が外気に晒されている状態の中でかなりのスピードをだして運転をする乗り物です。
また4輪の自動車と違い、バイクは2輪ですので、バランスを崩すことなく運転をするという技術も求められるのです。

そうした事から、規定の技術講習時間は自動車免許に比べて短くは設定をされていますが、決して免許取得が安易だという訳ではありません。

またバイクの免許には普通二輪と大型二輪というバイクの排気量の大きさにより免許の種類がありますが、通学での免許取得、または合宿免許を利用しての免許取得のどちらでもふたつの免許を取得する事は可能となっていますが、教習所の中には教習を始める前の適正検査で、それぞれ取得を希望しているバイクの引き起こしと取り回し(エンジンの切れた状態のバイクを押して歩く事)ができるかどうかという事を見極めるという教習所もあります。

これはそのバイクを運転できるかどうかという技術以前の問題であり、何かの拍子にバイクが転倒した場合に、自分が乗っているバイクを倒れた状態から起こすことができなければ、
再びエンジンをかける事もできませんし、エンジンを切った状態での車体を動かすことができなければ、いざという時に自分のバイクを動かす事もできません。

男性は「それくらいはできるだろう」と過信をしてしまいがちですが、エンジンの切れているバイクというのは排気量が大きくなればなるほど、車体重量も重たくなりますので、
そうした車体を動かす、起こすという事は力だけではく、コツという事も必要になるのです。

通学での免許取得の場合には、もちろん後日やり直しということになりますし、これは合宿免許でも同様で、後日、または時間をずらしてのやり直しということになります。

合宿免許はスケジュールが決まっているから、これくらいできなくても良いだろうという甘い考えは通りません。
基本中の基本である「引き起こしと引き回し」ができなくては、講習に進む事はできません。